損な役回りだと思ってしまうあなたへ ~リーダーになって手放したこと②~
こんばんは。
リーダーになって手放したこと、続編です。
突然ですが、
「自分だけ損な仕事ばかり回ってくる」
と思ったことありませんか?
損な仕事って、人によって解釈がわかれるでしょうが、こんな思いを感じたことないでしょうか?
「あきらかにあの部分が滞っているのに、誰も手を打とうとしない」
(しょうがないから自分がやる)
「言わないと仕事やらないってどういうこと?」
(言い続けるのも面倒くさいから、結局自分が引き受ける)
「あの仕事をやるのは〇〇さんの役割なのに、なぜか私に回ってきた」
(そしてモヤモヤしながらも、「ええい!」とやり遂げてしまう)
つきつめると、
「まわりはのほほんとしてるのに、なんで自分ばっかり仕事が降ってくるんだ!」
「なに、この頑張り損」
「頑張っても全然報われないじゃん!わりにあわないわ~」
みたいな感覚です。
仕事を“やらされてる”感が満載 というところでしょうか。
いかがですか?
みなさん、身に覚えはありませんか?
もし心当たりがあるのなら、最後までお付きあいください。
これ、すべて私がホントにホントに長い間抱えていた思いです。
いまでも完全に脱しているかというと自信はありません。
ただ、そんな鬱屈状態も、ある思いを転換することで解消できるようになってきました。
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リーダーになって手放したこと。あれこれ
こんばんは。
万全の対策を、と言っていた東京の雪は、予報よりも軽めでしたね。
さて去年のGWあたりのこと。
「働き方本」なる本の出版イベントに参加しました。
そのタイトル名は、ズバリ「組織にいながら、自由に働く。」
組織にいながら、自由に働く。 仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除(+-×÷)の法則」
- 作者: 仲山進也
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: 単行本
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著書の仲山さんは楽天の最古参メンバーで、10数年も前から「組織にいながら、自由に働く」を体現されている方。
副業解禁とか、働き方改革とか、人生100年時代とか、そんなことが言われるようになる、ずっと前からです。
この本のテーマとしては、自由に、楽しく働くには、「四則計算」のステージを順番に経験することが大事と説いています。
つまり、「加」「減」「乗」「除」の4つのステージ。
ふむふむ。
本当に興味深い内容なので、仲間うちで読書会をしたいなと思う今日この頃。
でですね、ちょっとこの本の筋とは離れるのですが、「加」から「減」への移行というのは、プレーヤーからマネージャーへの移行でも同じことが言えるのでは?と思っています。
「加」から「減」への移行、 すなわち「なにかを手放すこと」です。
わたしも、プレーヤーからマネージャーへと役割が変わって、ようやくなにを「手放す」のか、感覚がつかめてきました。
それでは、わたしはなにを手放したのか。
私的断捨離論、スタート。
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こんな世の中だから、もっと無責任に、無計画に。
もうすでに年があけて半月ばかりですね。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
さて、新年一発目の投稿は、最近読んだ本をもとにお話ししようと思います。
わたしは旅行が好きで、しかもひとりでふらっと行くのが好きです。
たいして下調べもせず、なんの気兼ねもせず、ただ気ままに過ごす旅はなお良い。
その場の即興にゆだねる旅。
わたしにとって海外旅行とは、自分の枠や世界観を押し広げるって意味合いがあって、
だから定期的に自分を外へ移動させるんだ、というようなことを友人にいったら、
この本も似たようなこと言ってる、と教えてくれました。
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部下から、出社拒否されたお話 ~心理学的観点からの考察~
ある日、苦手なパソコン習得に嫌気がさしたスタッフのおばさまから、
「パソコンやらなきゃいけないなら、もう明日からきません!」
と宣言されて顔面蒼白になり。
ひやひやしながらうった対策がハマってスタッフの退職をまぬがれたわたし。
まずは序章。
パートリーダー奮闘編
あたしの奮闘編
今回は、この一連のできごとを心理学的観点から考察しようの回です。
部下から、出社拒否されたお話 ~環境をととのえる~
ある日、部下から会社に行きません!と逆ギレされたあと、
試行錯誤してなんとか解決にいたったお話の続き。
前回の記事はこちら。
今回はわたしが手を打った2つめの手。
についてです。